@article{oai:kyoei.repo.nii.ac.jp:00000636, author = {田山, 享子 and Tayama, Kyoko}, issue = {19}, journal = {共栄大学研究論集, The Journal of Kyoei University}, month = {Mar}, note = {2020 年度完全実施の小学校学習指導要領では,小学校中学年に外国語活動が,高学年において教科 「外語科」が導入された。それに伴い,小学校教員には,これまで以上に英語教育に関連する様々な知 識,教室英語運用力などが求められている。英語学習方略に関する先行研究で使用された尺度を参照し ながら質問項目を設定し,教育学部に在籍する小学校教員志望学生の「英語学習に対する姿勢」や「英 語学習方略」は,英語の授業を通して変容するものなのかどうかを検証した。具体的には,英語の授業 に取り組むことで,学生の「英語学習に対する姿勢」や「英語学習方略」を改善しようとする意識が高 まるという仮説を検証した。結果,小学校教員志望という要因は,英語学習方略の使用には有意な影響 を与えていなかった。学生の「英語学習に対する姿勢」や「英語学習方略」において,授業初期段階か ら終末期にかけて有意に上昇したものと下降したものが見られた。英語資格試験に挑戦する等の明確な 目標をもち自身の英語力向上への意識が高い学生は,英文読解方略において改善意識が高まることが分 かった。また,遠隔授業による自学自習体制という学習条件は,学生の英語学習方略にどのような影響 を与えるものなのかを探った。協働学習の要素を有する学習方略の使用意識は低下し,この点において 自学自習形態による影響が明らかになった。さらには,「英語が好きではないが,よく学習してきた」 という学習履歴をもつ学生の英語学習方略のうち,「取組態度」において,降下が見られ,自学自習形 態における課題点が確認された。}, pages = {187--200}, title = {小学校教員志望学生における英語学習方略への改善意識 : 遠隔授業による自学自習形態に関する考察}, year = {2021}, yomi = {タヤマ, キョウコ} }