@article{oai:kyoei.repo.nii.ac.jp:00000627, author = {小林, 尚行 and Kobayashi, Naoyuki}, issue = {19}, journal = {共栄大学研究論集, The Journal of Kyoei University}, month = {Mar}, note = {チリ共和国では医療保険を全ての国民に提供することでユニバーサル・ヘルス・カバレッジを達成した としている。しかし実際には新自由主義政策を医療セクターに取り入れた結果,公的医療保険と民間保険 が併存した二重構造による皆保険制度となっている。この二重構造において,民間医療保険加入者がより 良い保健医療サービスを享受できることから公的医療保険加入者との間で格差が生じるとともに社会構造 の階層化を助長している。  格差是正の方策として公的医療保険による保健医療サービスの内容を民間保険によるそれに近づけるこ とが考えられるが,その予算確保のための方策が必要となる。また今後高齢化が進む中で,社会的入院に よる医療支出の高騰を回避し,この社会構造の階層化に影響を受けない形で公的介護サービスのシステム 構築を行うことが必要である。}, pages = {67--81}, title = {チリ共和国におけるユニバーサル・ヘルス・カバレッジの課題に関する一考察}, year = {2021}, yomi = {コバヤシ, ナオユキ} }