@article{oai:kyoei.repo.nii.ac.jp:00000615, author = {太田, 満 and Ota, Mitsuru}, issue = {18}, journal = {共栄大学研究論集, The Journal of Kyoei University}, month = {Mar}, note = {本稿では,佐俣中隊に所属した,小俣喜一郎氏のライフヒストリーを取り上げ,群馬県送出の満蒙開拓青 少年義勇軍に入隊する背景や過程,入隊後や敗戦時,敗戦後の義勇軍の様子について明らかにする。満蒙開 拓青少年義勇軍とは,数え年16 ~ 19 歳の訓練を受けた青少年が,「満州」(現:中国東北地方)に渡り,現 地の開拓と軍事的補完を担うことを期待された集団である。群馬県からは19 の義勇軍が送出され,その送 出数は1,609 人と言われている。義勇軍の体験を一部掲載した最新の記録としては,群馬県拓友協会が2004 年に発行した『群馬満蒙拓魂之塔建立三十周年記念誌 希望に満ちた満蒙開拓と終戦』がある。だが,群馬 県が送出した義勇軍入隊者の体験を包括的に記した記録はなく,義勇軍体験は,今なお「語られない戦争・ 戦後体験」の一つである。戦後,義勇軍の体験を語られる状況になかった時に,当時の状況や思いを綴った 書物が作成され,戦後74 年が経った今,その書物もまた脚光を浴びることなく埋もれようとしている。当 時の体験を語れる人も少なくなっており,義勇軍の歴史を記録に残す作業が求められている。}, pages = {169--183}, title = {群馬県送出の満蒙開拓青少年義勇軍(佐俣中隊)の体験─小俣喜一郎氏の事例─}, year = {2020}, yomi = {オオタ, ミツル} }