@article{oai:kyoei.repo.nii.ac.jp:00000605, author = {新井, 竜治 and Arai, Ryuji}, issue = {18}, journal = {共栄大学研究論集, The Journal of Kyoei University}, month = {Mar}, note = {昭和戦前期百貨店の籐家具の主流は,骨組みが竹材の普通椅子から,太民籐材が骨組みの太民椅子に変化 した。それに伴い,全体形状が角型から丸いものに変化した。昭和戦前期後半の百貨店の新作籐家具では, 骨組みに太民籐,背・座・肱脇等の構造補助材に四分丸芯・五棟の丸籐,背・座・肱脇の編みに皮籐,連結 部の巻きに半芯・背取が使用された。竹材,ファイバー,杞柳材,萩材は意匠的理由で使用された。仕上げ にはラッカー・ラック・素地が見られた。クッションの生地・柄・詰物は多様であった。籐の編み方には, 四ツ目編,網代編,煉瓦編,変編,市松編,(連結) 堅矢来編,木目編,菱形編が見られた。籐家具種別では, 椅子卓子3 点セット,応接セット,三つ折寝椅子,休息用セットが比較的多く見られた。籐家具は夏場の重 要な商材であったが,広縁だけに置かれるものではなく,配置が想定される部屋は多岐に亘っていた。}, pages = {19--34}, title = {昭和戦前期百貨店の籐家具の技術・デザイン・用途}, year = {2020}, yomi = {アライ, リュウジ} }