@article{oai:kyoei.repo.nii.ac.jp:00000586, author = {井ノ口, 和子 and Inoguchi, Kazuko}, issue = {3}, journal = {共栄大学教育学部研究紀要, Bulletin of the Faculty of Education, Kyoei University}, month = {Aug}, note = {学校現場の教員や教員を志す学生から,図画工作科における評価は「何を評価したらい いのかわからない」,「客観的な評価になっているのか」という迷いや不安が多く聞か れる。小学校で2020 年から実施される新学習指導要領では,これまでの4 観点による 評価から「知識・技能」,「思考力・判断力・表現力等の育成」,「学びに向かう力・ 人間性等」の三つの柱による評価へと変更される。そこで,本研究では図画工作科にお ける評価に着目し,図画工作科における評価の課題を明らかにし,その要因について考 察することを目的とした。その結果,図画工作科の評価の現状には「作品中心主義」が 未だ根強く残っていることがわかった。さらに,筆者が担当する初等教科教育法(図画 工作)で作成させた学習指導案を分析した結果,その要因の一つとして,学生が考える 「造形プロセス」は「子どもの造形プロセス」の実態と乖離していると考察した。この 課題解決には,「できる」評価から「している」評価への転換が必要であると考える。 単に「つくる,描く」と捉えがちな子どもの造形行為を,詳細に分析することが重要で ある。}, pages = {29--42}, title = {図画工作科における評価の現状と課題に関する考察─「子どもの造形プロセス」に向き合う評価を目指して─}, year = {2018}, yomi = {イノグチ, カズコ} }