@article{oai:kyoei.repo.nii.ac.jp:00000232, author = {人見, 優子 and Hitomi, Yuko}, issue = {26}, journal = {共栄学園短期大学研究紀要}, month = {Mar}, note = {介護福祉士養成校に在籍する学生の疲労状況及び日常生活習慣の確立状況を把握し、疲労と日常生活習慣とに関係があるかを知るために調査をおこなった。その結果学生は、精神的・身体的に健康であると認識しながらも、「青年期疲労自覚症状尺度」疲労症状24症状中、平均10.65 ∓ 5.69 症状を有し、97.8%の学生が複数の疲労症状を抱えていた。また、日常生活習慣では、後始末や後片付けの習慣、運動習慣が確立されていなかった。 学生の精神的・身体的な健康の認識には、「運動習慣」や「食事習慣」との関連が特に強く疲労症状との関連も有意に認められた。しかし、「疲労症状」と「日常生活習慣」との関係では、「食事習慣」「運動習慣」についての関連は認められず、「挨拶」「排便習慣」「睡眠時間」との関連が認められた。つまり健康状態に関連する疲労や日常生活習慣は複雑に関係し合っていることは理解されたが、明確な関係性として結論づけることはできなかった。 しかしながら、疲労症状のみられる学生には規則正しい生活を促し、また日常生活習慣の確立が不十分な学生には疲労症状が見られていないかを注意することで、学生の健康状態を知る一つの指標となることが理解された。さらに、本調査の結果からは、学生たちが何かを行う準備としての生活習慣が確立されていないことが分かった。介護において後始末・後片付けは、次の介護時の準備といえる。健康的に、かつ日常生活習慣を確立することは、利用者のニーズに気づき、学生が自分で考え行動していくための重要な要素となることが理解され、今後の課題となった。}, pages = {55--83}, title = {介護学生の疲労と日常生活習慣の関連について}, year = {2010}, yomi = {ヒトミ, ユウコ} }