@article{oai:kyoei.repo.nii.ac.jp:00000173, author = {新井, 竜治 and Arai, Ryuji}, issue = {20}, journal = {共栄学園短期大学研究紀要}, month = {Jan}, note = {2001年5月、英国ナショナル・トラスト (The National Trust) が保全管理をする、ロンドン西近郊に位置するオスタリー・パーク・ハウス (Osterley Park House) のイーティング・ルーム (Eating Room) に置かれている竪琴の椅子 (Lyre-back Chairs) の細部写真撮影と実測を行った。本稿はその実地調査とその後の文献調査をまとめたものである。この椅子は、1763-82年の間、オスタリーの当主であったロバート・チャイルド (Robert Child) 氏のイーティング・ルームのために、18世紀後半の英国における新古典主義 (Neo-Classical Style) を代表する建築家のひとりロバート・アダム (Robert Adam) によって1767年頃にデザインされたものである。そして製作は、ロンドンの家具職人ジョン・リネル (John Linnell) 工房によるものと考えられている。本稿では、イーティング・ルームの竪琴の椅子という一つの家具作品を通して、依頼主、デザイナー、家具職人というこの椅子にまつわる背景、施されている装飾モチーフ、使用されている材料や適用された製作技術、置かれている室内の装飾との調和や室内の用途との関係などについて考察し、18世紀後半の英国家具の現実的な姿を探った。}, pages = {41--74}, title = {オスタリー・パーク・ハウス、イーティング・ルームの竪琴の椅子 : 英国家具研究(1)}, year = {2004}, yomi = {アライ, リュウジ} }