@article{oai:kyoei.repo.nii.ac.jp:00000014, author = {石塚, 勝美 and Ishizuka, Katsumi}, issue = {2}, journal = {共栄大学研究論集}, month = {Mar}, note = {この論文は、冷戦期、ポスト冷戦期の国連平和維持活動(Peacekeeping Operations: PKO)に課された様々な課題について論じている。冷戦期のPKOは、権威的ではあったものの、その本質は補助的で2次的なものであった。この論文の冷戦期のPKOへの批判の多くを「オペレーションの効率に対する過大評価、機能面の限界に対する過小評価」と分析する。冷戦後の国際秩序混乱の時代において、PKOは一方で平和執行部隊と呼ばれる部隊にもなり、また他方では多機能型のPKOも現れた。このPKO改革は、ソマリア、ルワンダ、ボスニアでは失敗することとなり、この改革の是非が問われるようになった。しかし、その改革の是非よりも、いかに効果的に改革するかが重要である。また、国連の迅速要員派遣などの能力問題については、北大西洋条約機構(NATO)やヨーロッパ連合(EU)などの地域機構と協力し合うことで解決され得る。2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件以降の国際安全保障はPKOを含めたより複雑な構造が要求される。しかし、国際社会は対テロ戦争を終了した後に、その地域の安定を長期的展望においた場合、依然PKOの重要さを認識するのである。}, pages = {1--28}, title = {PKOとその課題点 : 冷戦期、ポスト冷戦期を通して}, year = {2004}, yomi = {イシヅカ, カツミ} }