@article{oai:kyoei.repo.nii.ac.jp:00000122, author = {石塚, 勝美 and Ishizuka, Katsumi and 石塚, 勝美 and Ishizuka, Katsumi}, issue = {12}, journal = {共栄大学研究論集}, month = {Mar}, note = {本論は、国際社会における国家建設において、外部組織主導による介入や援助よりはむしろ地域住民の能力の最大限の活用、地域の人々の直接参加の積極的な奨励に重点を置く、すなわち住民参加型国家建設について焦点を当てた。本論は、参加型国家建設の概念に対する理解の向上のためにその関連する6 つキーワード(オーナーシップ・底上げ政策、地方分権化、脱自由主義的平和構築、脱西洋型民主主義、文化的側面、ハイブリッドな国家建設)を取り上げた。参加型国家建設を促進するには、これらの事象を向上させていくことが考えられた。 本論は次に参加型国家建設を東ティモールに焦点を当てて論じた。まず東ティモールにおける参加型国家建設をする上での一般的で大きな枠組みでの長所・短所を考え、それを積極的に推進する要素と、それを推進する上で懸念される消極的な要素をあげた。その結果、積極的な要素として4 項目(民族性、経済的側面、アクセスのしやすさと利便性、親近感と豊富な知識量)、そして消極的な要素として3 項目(物資や専門性の不足、正当性の問題、平等性や公平性の問題)が指摘された。さらに東ティモールにおける参加型国家建設に関しての具体的なケースとして女性への暴力における紛争解決および司法制度について、上記の6 つのキーワードに即して分析した。その結果、東ティモールにおける参加型国家建設は積極的に進める価値があることが認識された。}, pages = {37--58}, title = {東ティモールにおける住民参加型国家建設の可能性について}, year = {2014}, yomi = {イシヅカ, カツミ and イシヅカ, カツミ} }