@article{oai:kyoei.repo.nii.ac.jp:00000105, author = {新井, 竜治 and Arai, Ryuji and 新井, 竜治 and Arai, Ryuji}, issue = {11}, journal = {共栄大学研究論集}, month = {Mar}, note = {戦後日本の主要木製家具メーカーの家具の表面材については、各家具スタイルのオリジナル品が使用していた表面木材・塗装色・椅子張地を使用して製作しようという、家具スタイルに対する正真性追求の姿勢が見られた。一方、構造材については、耐久性の向上、快適性の追及のために、成形合板下地・発泡樹脂成形下地が開発されたり、耐水性・耐摩耗性・扱い易さにおいて群を抜くポリウレタン樹脂塗料に収斂したり、既存技術の新たな組み合わせによって快適な座り心地を実現するクッション構造が開発されたりした。けれども、量産性とコストパフォーマンス性を重視したために、同一木材を基材としつつ着色仕上によって他の樹種の表情を作り出すフェイクの塗装技法が開発されたり、表面木材よりも安価な木材が構造用木材として使用されたりもした。このように戦後日本の木製家具は、材料面から見ると、表面材が担う役割と構造材が担う役割との微妙なバランスの上に成り立っていた。}, pages = {27--54}, title = {戦後日本の主要木製家具メーカーの家具材料の概要・変遷と意匠・機能との関係 : 家具用木材・塗装・椅子張りの概要・変遷と家具意匠・機能との関係}, year = {2013}, yomi = {アライ, リュウジ and アライ, リュウジ} }