@article{oai:kyoei.repo.nii.ac.jp:00000104, author = {宣, 賢奎 and Seon, Hyeon-Kyu and 李, 光宰 and Lee, Kwang-Jae and 宣, 賢奎 and Seon, Hyeon-Kyu and 李, 光宰 and Lee, Kwang-Jae}, issue = {11}, journal = {共栄大学研究論集}, month = {Mar}, note = {本研究は、韓国の老人長期療養保険制度の制度設計および政策決定過程における政策決定者間の相互作用が政策決定にどのような影響を及ぼしたかを明らかにするとともに、制度施行前後の政策評価や制度改善策などについて論究したものである。 研究の結果、次のようなことが明らかになった。韓国では政府主導によって老人長期療養保険制度にかかわる諸政策が決定されたが、その政策決定過程において政策への参加者の範囲が政府関係者以外に徐々に拡大した。政策決定者間の相互作用は制度設計段階では比較的良好であったが、制度の骨格が公表されたのを機に関係が急激に悪化し、対立が生じるようになった。結果的に、制度に関する知識と情報をほぼ独占していた政府関係者が主導する形で政策が決定された。一方では、制度施行までの準備期間が比較的短かったため、介護サービスの基盤整備が懸念されたが、政府主導による政策決定と制度施行が功を奏し、比較的順調に制度が運営されている。制度創設によって介護サービスの基盤整備、介護サービス利用者の拡大、利用者とその家族の満足度が向上したと評価されている反面、介護サービスの質の向上とそれに向けた制度改善は今なお大きな課題として残っている。}, pages = {1--25}, title = {韓国の老人長期療養保険制度の政策決定過程に関する一考察}, year = {2013}, yomi = {ソン, ヒョンギュ and イ, グァンジェ and ソン, ヒョンギュ and イ, グァンジェ} }