@article{oai:kyoei.repo.nii.ac.jp:00000010, author = {鐘ヶ江, 弓子 and Kanegae, Yumiko}, issue = {1}, journal = {共栄大学研究論集}, month = {Mar}, note = {この論文の目的は、マレーシアの教育制度がどのような政策理念と目標のもとで形成、確立されてきたかを明らかにすることにある。独立後のマレーシアにとっての最大の政策 課題は二つであった。一つは国民統合の問題であり、もう一つは貧困からの脱却であった。これらの課題を解決するための重要な手段として、学校教育の役割がとくに重視されてきた。そして、教育政策は、常に国家の開発計画の中に位置付けられ、国家の発展に必要な人材育成に主眼が置かれてきた。しかし、マレーシアの政治的、経済的、社会的事情を反映し、教育政策は極めて特殊なものとなっている。とりわけマレー人優先の、いわゆるブミプトラ政策は、教育政策の根幹を成しており、学校教育制度に採り入れられている。しかしこのブミプトラ政策の推進は、マレー人の活力をかえって低下させるという矛盾をもたらし、マレーシアの教育政策はいま大きな転換点に差しかかっている。}, pages = {80--105}, title = {マレーシアの教育政策と学校教育制度}, year = {2003}, yomi = {カネガエ, ユミコ} }